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 人が集う「場」があれば、そこから何かが生まれるはず。例えば見ず知らずの者同士が偶然居合わせたことがきっかけで知り合いになったり、これまで接点のない人たちの異業種交流が始まったり。

 

 「場」とは人の発するエネルギーを集約する“ハコ”のようなものである。そんな実のなる “ハコ” が龍野に誕生したのが2001年 桜の咲く4月。名前は「アポロスタヂオ」。

 

 ある時はギャラリーとして展示を行い、ある時はワークショップ、そしてあるときには即興舞台や料理人が腕をふるうレストランに早変わりしたり・・・。使う人によって七変化するという、その柔軟さが魅力である。

 

 建物は昭和初期に建てられた商家をそのまま生かした純日本家屋、懐古でセピアな室内と外界とのギャップがおもしろい。タウンはりま(2001.6月号)より

 

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